開かずの踏切の近くのアパート

学生のころ、アパートで一人暮らしをしていたときがありました。 それまで住んでいたアパートから、違うアパートに引っ越しをしたことがあります。 まだ大学二年のときだったのですが、わざわざ敷金礼金まで払って、引っ越しをしたのには、 わけがありました。 というのは、そのとき最初にすんでいたアパートは、大学とのあいだに踏切があったのです。 そして、その踏切がいわゆるあかずの踏切だったのです。 そのことを大学に入ったばかりのころは知りませんでした。

なので最初のアパートを契約しがときには、朝からあかずの踏切で苦労をすることになるなんて、 思ってもいなかったのでした。 でも実際は毎朝、あかずの踏切で苦労をすることになってしまいました。 朝から、ひどいときには20分以上、踏切の前で待たなければなりませんでした。 それで遅刻をしてしまったこともあります。 それで、あまりにもひどいので引っ越しをすることにきめたのです。

踏切の大学側になると、若干家賃が高くなりました。 でも、その家賃のぶん踏切待ちの時間がなくなって便利になるということがわかっていましたので、 仕方ないと思って決めました。 とはいっても、学生だったので痛い出費ではありました。 敷金礼金も払うために、お金を工面しなければなりませんでしたし、 引っ越し費用もかかってしまいました。 最初から踏切のことを考慮にいれて、アパートを決めていたらよかったと、つくづく思いました。